建設業の魅力を進路就職を控える学生に伝えるという目的で開催される、建設専門工事業合同体験フェア。鳶、型枠、鉄筋、内装、左官など、業種ごとにブースが設けられ、建設業をより身近に感じてもらえるような体験を提供しています。

令和5年5月25・26日開催のイベントでは、工業高校や専門学校などの7団体が参加。25日は118名、26日は174名の学生が体験しました。

伊藤組は東海建設躯体工業会の一員として参加し、鳶職の魅力を伝えました。伊藤組が担当したブースは二つで、「足場の組み立て」と「鉄骨の建て方」を実際に体験してもらい、足場の組み立てでは、ユニット連結させた状態でクレーン作業をするという工程を実施しました。玉掛け作業など専門的な知識や経験を要する部分は職人が行い、それ以外の箇所を学生さんと一緒に行いました。

鉄骨の建て方では、山留め材を活用し、鉄骨を組み立てる工程の一部を実施しました。学生さんにはボルトを留める作業等をしていただきました。今回は、建設業に初めて触れたという学生さんも多かったので、より一層怪我のないように注意を払いながら体験していただきました。

足場を想像されることが多い鳶職ですが、その他にも沢山の仕事があります。建設業の大変さや楽しさなどもお伝えし、業界のことを知ってもらう一つのきっかけとなれば嬉しいです。